Blitzの剥き出し型エアクリーナーSonic Powerですが、いつも夏場は悩まされます。エンジンルーム内の熱い空気を吸って吸気温度が70℃を超えるため、まともに走りません。
空気の温度が高くなると空気中の酸素密度は低くなります。「エンジンルーム内の熱い空気=酸素密度の低い燃えにくい空気」を送っているわけで、エンジンでの燃焼効率は落ちます。これは剥き出しエアクリのデメリットでしょう。できるだけ吸気温度は低い方が良いのです。
なので皆さんエアダクトや遮熱板で対策されてます。
私もダクトでクールエアーを導入してますが、走行時は風が入ってきてインテーク温度は5℃ほど下がりますが、停車するとまた上がっていきます。高速道路など常に走っている状態では良いですが、現状では対策不十分です。
私の付けているSonic Powerは剥き出しといってもエアクリ部分はアルミで覆われています。今回それを利用して、エンジンルームの熱をできるだけ吸い込まないように外気導入部分を作製しました。
Sonic Powerのアルミ外筐入り口口径は約φ100。ここにパイプを繋いで接着し、エンジンルームの空気を吸わないようにする作戦です。
ホームセンターで物色して用意したのは90度曲がった出口100×75の塩ビパイプ、75×65の口径を変換するパイプ。
φ75のアルミダクトは以前クールエアー導入で使った物が余っていたのでそれを利用しました。50cmあれば伸びるので足ります。
カーショップでよく売っているダクトと比べても安くしっかりしているので、形崩れせず見た目もきれいで、φ75の形を保っているので機能的にも良さそうです。
純正のちりとり風ダクトとアルミダクトを繋ぐゴム製の排水溝グッズも用意。径が異なるのと、形がいびつなのでこれは必要です。
それと接着剤。熱、水、ショックに強い塩ビ対応のセメダイン スーパーXを選択。かなり液体状なのでたれてきて、接着にはかなり苦労します。
バッテリーの裏側はスペースがほとんどないので、できるだけ余分な部分はカットしました。貼り付けては乾かしを繰り返して約一週間。形の完成です。製作過程は画像をご覧ください。
もう一点、アルミダクトが熱くなっていては、せっかくの外気導入も台無しです。45mm×5Mの耐熱テープをダクトに巻きました。カツキワークスさんのTHERMO GUARDです。一番厚い1000ADの粘着加工ありを購入しました。なかなかお手頃価格だと思います。
余るだろうと思ったら、ぎりぎりの長さでした。おかげで塩ビパイプ部分に巻く分がありませんでした。試走では大丈夫でしたが、塩ビは熱に弱いので後ほどテープを巻いて対策する予定です。
アルミダクトには遊び心で100円ショップで入手できるアルミ製のカラーワイヤーを巻いておきました。無機質なダクトの見栄えも良くなったと思います。
-インプレッション-
気になる効果は、かなり良いです。外気温32℃、いつもならインテーク温度は60℃台ですが、40℃台で安定しています。50℃は超えません。なので走りも一回り、いや二回りトルクが増した感じです。ビッグスロットルを施工したときの感覚に近いものがあります。(エアコンもONにしての体感効果)
かといって、吹け上がりが鈍った感もありません。だいぶ太めのパイプで引っ張ってきて空気室は多めに確保しているのと、やはりSonic Powerの純正より少ない吸気抵抗が効いているのだと思います。
別件では、なぜか排気音も乾いた元気な音になっている感じがしました。
ただ、一点付け加えておきますが、走りについては今回の施工と同時に、弱ったOptima→新品CAOSにバッテリーを交換しています。なので今回の施工単体のインプレはできないのが残念なところです。
それと怖いのは塩ビ部分の熱対策。変形する前に対策とらないといけません。ついでにSonic Powerのアルミ部分も熱を持つ場所なので、断熱加工しておきたいですね。