アイレーシングSIMマフラー装着

(2007.5.12)

いじり費用(About) \60,000-(部品代)
+\10,000-(仕様変更費用、工賃)
入手 アイレーシング
取付時間(目安) 5時間
オススメ度(5段階) ★★★★★
一言コメント 全て満足のパーツ

エキマニとエアクリの吸気系を変えているため、排気音量がだいぶ大きくなりサイレンサーを2個装着してました。

引越してからというもの、車に乗るたび近所迷惑であることが常に引っかかり、とにかく静かにしたかった。また、音ばかり大きくて前に進まない車であるのが嫌に思えたのと、ダブルのサイレンサーでパーツの性能を殺してしまっているのが気になり、静かなマフラーを探してました。
せっかく購入した吸排気系を純正に戻すつもりはなかったため、静かで、そこそこ抜けが良ければ...という調子の良い考えで探してました。ノーマル並の音量なのだが、メタルキャタライザーの「クシュ~」という音だけ聞こえてくれればOKなんです。
当初ワンオフで有名なマフラーメーカーとやりとりしてましたが、質問に対するレスポンスも悪く、しまいには返信も途絶えたためやめました。腕は良くてもねぇ...
エスティマの本でたまたまアイレーシングを発見し、ネットで調べてみました。

純正をもしのぐ静寂さの中で、重低音を奏でるスポーツマフラー。サウンドにこだわり、そして性能にも。
まさに望んだものです。ただ、聞いたことないメーカーだったので、メールでやりとりし内容を聞いてから装着することに決めました。
その中で2点ほど問題がありました。
私の装着しているG-Squareのリアバンパー、標準で設定しているマフラーを装着すると出口が3cmほど奥になっちゃいます。
もう一点は、アイ・レーシングで設定しているエスティマのマフラーの出口口径がφ100mm。以前GANADORでφ100mm付けてましたが完全にエアロに負けていたので、バンパー形状いっぱいに口径を大きくしたいところです。
これについては別料金になるがφ115mmの出口があることと、現車合わせで出口を延長してもらうことで解決。静岡県袋井市までの遠征はつらいですが、音量を測定しながら仕様通り作ってくれそうなので訪問を決定。せっかく訪問するので、別途記載のセンターパイプもワンオフで作製いただくことにしました。
デザインも○です。出口がハス切りの二重管構造で厚みがあり、リアビューが栄えそうです。

ナビに従って到着してみると、工場でした。従業員の教育もしっかりしており、安心してお任せできそうです。
話を聞くとネッツトヨタ静浜(ASKさんですね)、ネッツトヨタ浜松、マツダアクセサリー等ディーラー経由で全国にマフラーを販売しているメーカーさん。また、Blitzの箱が並んでいたので聞いてみると、やはりマフラーを供給してました。SARDともお付き合いが深いようです。外車も含めて作製できるラインナップが1200種類ぐらい。行ってびっくり、マフラー界の老舗でした。
音についても、来年(平成20年)の音量規制(私の車は対象外ですが)にも自信を持って対応できるマフラーのようです。
リフトに車を乗せ下を覗き仕様決め。エスティマの場合、リアピースにメインサイレンサー(以降、メインタイコ)、センターパイプにサブサイレンサー(以降、サブタイコ)が付いてます。メインタイコで音量はほぼ消せるので、センターパイプのサブタイコは1個で行くことにしました。音量測定して落ちなければサブタイコを追加で対応することにしました。

アイ・レーシングのSIMマフラーは、トルク重視のマフラー。かと言ってふん詰まりではありません。タイコ内部はストレート構造なのですが、よくあるストレート構造とは異なり、パイプを何重にも曲げて循環させ、距離を稼いで消音効果を高めてます。内部のパイプの曲げについても単に曲げるのではなく特殊な仕掛けがしてあり、総合的に調整して音を絞ったりトルクを出したりしているようです。
将来の規制を見越して、経年劣化しないようなグラスウールレスのマフラー開発も進めてます。

装着は画像にコメントを付けながら紹介していきます。
インプレッションは後半につづく...

アイレーシングさんの工場 リフトアップしてマフラー取り外し
KENSTYLEマフラー
メインサイレンサーが小さいので音は大きめでした
タイコを装着
ほとんどバンパーで隠れて見えなくなります タイコ大きくて、いかにも消音しそうですね
下の台でマフラー出口位置を調整 ちょっと別の角度から
この状態で溶接します バンパー内側が狭く干渉したのでカットしてます
洗浄も完了して完成 別の角度から
取付完成 バンパーいっぱいのφ115mm
二重管斜めハス切り、いいですね 取り付け完了で、リアビュー撮影
車検で引っかかるのも嫌なので、控えめに出してます 音量測定の様子
近接排気騒音81dBとかなり静か リアビューが栄えました

マフラーの工程を見るのは初めてだったので、飽きることなく時は過ぎ、センターパイプ含めて約5時間で完成です。

エンジンをかけた瞬間、響く低音。「音大きいかな...」とも思いましたが、コールドスタート時はいつも大きめ。仕方ないでしょう。
ただ、すぐに落ち着いてきて、次第に聞こえなくなってきます。やはりものすごく静かです。アイドリングの音質は低音寄りにシフトした感じです。
音量測定で、アイドリング時と4500rpmでの近接排気騒音を測定しました。(純正値は4275rpmでの値でした...)
センターパイプも同時装着しての数値です。

アイドリング
純正:57dB
SIM+中間:58dB

近接排気騒音
純正:76dB
SIM+中間:81dB

静かです。まさかこんなに落ちるとは思いませんでした。TOPLINEエキマニ装着車はメタルキャタライザーが付いているということもあって、うるさいのが普通です。それが純正並に静かになりました。
吸気系、エキマニを弄っていなければ、純正を下回るか?

静かだからといって物足りないわけではありません。ちゃんと低音はありますし、踏めばマフラー換えた音が聞こえてきます。
窓を開けて外の音を聞いていると、2000回転ぐらいから乾いた抜ける感じの音が聞こえてきます。低音+「コォォン」という筒の中で共鳴しているような音。これがジェントルサウンドというものなのでしょうか。とにかく上品な音です。
アクセルオフにすると音が消えるので、これまた静かさを体感できます。
以前がうるさかったせいか、走っていて爽快感があります。マフラーがうるさいと、右左折等で加速するとき踏み込むので、「お~無理して走ってる...」という「がんばり音」が聞こえ、気分はイマイチ。これが自然な控えめ排気音なので気持ち良いんです。
また、アクセルふかした時の「クシュー音」が、マフラーが静かになったことによって良く聞こえるようになり、これまた気持ち良いです。私にはこのマフラーの音が合ってます。

走りについて。
低域トルクは同等、2500回転以上の中間トルクが増えたか。
回らないわけでもなく、ダブルサイレンサーで発生していた4000回転以上のふん詰まり感も消えました。最近はエコランで高回転域などまず使うこともないので、この辺が改善すると扱いやすいです。
重量ボディのエスティマでもトルク感があり、とにかく走りやすい。ムダなベタ踏みも必要ないし、いい方向に向きました。燃費も間違いなく伸びてます。

総評は文句なしの★5つ。見た目良し、走り良し、音質良しで合格です。
ここで間違えないでほしいのは、マフラー交換した音を求める人には向きません。たぶん、がっかりすると思います。
私のように、とにかく静かにしたい、音ばかり大きくて進まないマフラーは嫌という人には合うでしょう。
なんてったって、静かさをウリにしているマフラーですから。他にありますかね?
車買い換えたら、またお世話になると思います。それほど良い一品でありました。